神から人へ、人から神へ。次なる事象、次元の前に、多くの人の働きと、思いの高まり、調和を広げよ。ひとりひとりの働き、行い、全てに神の願いはこもれり。さにて本日何を問うや。
第1号  2004年6月20日拝受
 
村上和雄先生の新刊の絵本の中で、「スイッチON」ということばがあります。そのことばは全宇宙でも使われている共通のことばなのでしょうか。また、それはどのようなことを意味するのでしょうか。神様はそのことばにどのような思いを込めていらっしゃるのでしょうか
 
では答えん。「スイッチON」とは魂のまことの覚醒、目覚めを言うなり。人の御魂の奥底にある、遺伝子よりもさらに微細の、目に見えざる、手にても触れ得ぬ、神の与えし永遠なるもの。そこには神の願いをこめて、人のいやさか、地球の繁栄、生命全てのさらなる進化を、ひとつの経綸計画として、ひとつひとつの魂に込め、来るべきときの訪れと、気の熟せしときに目覚めるようにと、神は全てを見通して、人の思いの及ばざる、遥か宇宙永遠の、無限世界の全てが共に、1つの狂いも乱れもなきよう、精巧緻密に企てり。

ならば人の遺伝子とても、全ては神の経綸により、全体調和の一環として、宇宙全ての進化のi一部、人の解きえぬ神秘の粋なり。「スイッチON」とは魂の、神の記せし計画の、1つ1つが発動し、全体調和に合わせることなり。なればそれらは宇宙に通じ、神への思いの目覚めし時に、宇宙の中心・命の根源、神の世界に結ばれて、まことの使命を果たすことなり。人は思いを神に向け、己の役割、使命に気づき、さらなる大きな働きをせん。

さにて思いは遺伝子を変え、己の役割遂行のため、周りの遺伝子、外へと広がり、1つはやがては全てを動かす。1人の祈りは地球をめぐり、宇宙と呼応し、進化を促す。遺伝子内の全ての記号は、宇宙進化の全てとつながり、互いが互いを目ざませるなり。今このときの一瞬にも、神の仕組みし宇宙の進化は、地球の遅れを待ちながら、宇宙の流れに残されぬよう、人の御魂の目覚めを待つなり。

準備は整い、今は待つのみ。人の全てが神に目覚めて、次元を上げて成長するを。霊性進化は宇宙の流れ。神の変わらぬ始めの経綸。なれば人は今の世に、生まれし意味を見いだせよ。人類創生、地球の誕生、たゆむことなき進化の歴史。戻ることなき時の流れは、神の願いの1つ1つを、余すことなく、残すことなく、叶え起せし歴史なり。人は神の仕組みを知らんと、物質世界に答えを求め、まことの意味を失えり。物質世界を動かすは、神の仕組みし経綸なれば、遺伝子1つの奥に込めらる、神の祈りの見えざる者は、いかに記号を解明せども、物の世界を越え得ぬ者なり。

物を動かす原理法則、その内にある神の願いを、悟りし者は幸いなり。物のみ追いかけ、数値に縛られ、現世の欲に目を奪われ、死を迎えるは哀れな生なり。この世はあの世につながりて、1つ1つの魂の無限の進化を求むるなれば、この世の行はあの世に続き、終ることなく繰り返さん。人の生命、魂は、壮大無窮の宇宙の一部。儚きこの世の短き時も、終ることなく続く永遠。人は己の役を果たして、やがては神に戻り来よ。地球が進化し、神の世界に、さらに近づくそのときまで、人の命の旅は終わらず。さにて本日、「スイッチON」の意味することを、詳しく易しく教えたり。よく読み返し、御魂に納めよ。さにて。