氏子崇敬者の皆様へ 
 

 拝啓 歳末の候愈々御清祥の事と存じます。
 さて、去る12月7日に発生した事件は日頃より富岡八幡宮を崇敬されている氏子・崇敬者、日々お参りなされる皆様に多大な御心痛をおかけしたのみならず、全国に衝撃を与え、計り知れない影響を及ぼしました。
 ことに神聖であるべき神社境内に所在する宮司職舎及び隣接の所有地においてこのような事件が起きましたことは神明に対してまことに申し訳なく恐懼に堪えない次第でございます。
 この事件につきましては現在捜査機関の皆様が昼夜を問わず懸命に捜査されており、神社といたしましても全貌が明らかになりますよう、全面的に協力しているところでございます。
 重傷を負いました職員は、右胸と右腕を相当深く切り付けられましたが、居合わせた方の適切な止血処置や、搬送されました聖路加国際病院の、搬入を予想しての周到な準備と緊急手術の施術、最善の治療等いくつもの奇跡的な幸いが重なりまして順調な回復を見せており、この凄惨な事件の中に光明を見る思いがしております。
 また、14日には故宮司の密葬が近親者によって営まれ、その夕刻には職員により臨時大祓を執り行い一切の邪気と不浄を祓い清めました。
 こうした中12月9日には責任役員会・総代会が開催され、速やかな事態の収拾を図り確実に信頼の回復を図るべく、権宮司の丸山が当分の間、宮司代務者として社務の運営にあたることが決せられました。誠に微力ではありますが、役員・総代の皆様と手を携え、職員一丸となってこの難局を打開するべく邁進する所存でございますので、何とぞご理解とご協力をお願い申し上げます。
 このような事態でございますが、神社自体が喪にかかることはなく、日々神明奉仕につとめるのが神社の本義でございます。毎朝のお勤めである御日供を始め、月例のお祭りである月次祭(縁日)その他年中定められた祭儀は怠ることなく御奉仕せねばなりません。また、今回の事件以降も御祈祷や初宮詣、地鎮祭等の外祭のお申し出はいただいておりまして、通常通り御奉仕申し上げております。やがて新年を迎えますが、大晦日の大祓・除夜祭、年が改まっての歳旦祭を始め節分に至ります年末年始の神事も例年通り行う予定でございます。
 もちろん氏子崇敬者の皆様はじめ世間一般の多くの皆様の信頼を回復するには長い年月がかかることと存じますが、謹んで日々の神明奉仕に励み、日ごと・月ごと・年ごとの祭典神事を積み重ね、神社のあるべき姿を求め続けて、倦まずたゆまず社務に励むことが何より大切なことと存じます。私を始め職員一同このことを心に刻み全身全霊をもって職務に当る覚悟でございます。
 どうか氏子・崇敬者の皆様におかれましては微意をお汲み取り下さり、今後ともお力添えを賜りますよう謹んでお願い申し上げる次第でございます。

敬具
   
 平成29年12月25日
                富岡八幡宮宮司代務者  丸山聡一
  
  

   

 今回の凄惨な事件に接し、富岡八幡宮の役員・総代・職員一同、ただただ驚き、深い悲しみを覚えております。
 神聖な神社境内及び所有地においてこのような事件が起きましたことは神明に対してまことに恐懼に堪えない次第です。
また、日頃より富岡八幡宮を崇敬されている氏子・崇敬者・日々お参りなされる皆様には心よりお詫び申し上げます。ことに近隣の皆様に対し、このような事件でお騒がせしましたことを心よりお詫び申し上げます。
 一日も早く、地域の皆様、関係者の皆様の平穏な生活が取り戻されるよう、富岡八幡宮一同、ひたすら神明のご加護を祈り、できる限りの対応をして参る所存でございます。

富岡八幡宮