境内には計17社におよぶ末社が鎮座、昔からの信仰の中心地であったことがうかがわれます。

七渡神社 御祭神   市木嶋姫命   例祭日  6月17日
七渡弁天と親しまれる八幡様の地主神。6月17日の例察には遠方からも参拝者が訪れます。

八幡宮が創祀される以前から祀られる地主神。関東大震災・東京大空襲の災難もくぐりぬけ、このときに弁天池に避難した人は一命を取りとめたといいます。また、ご祭日にはお使いの白蛇が出てくるという話もよく聞かれ、神社の職員も度々目にしています。
  
粟島神社 御祭神  少彦名命  例祭日  10月15日
七渡神社に合祀されています。裁縫上達の神様として信仰を集めており、2月8日には献針祭が行われ、参拝者の皆様の折れ針・古針が供えられます。
  
車析社 御祭神  清原頼業命   例祭日  5月14日
平安後期の儒学者・清原頼業命を祀る。後嵯峨天皇の牛車が門の前で動かなくなった故事に基づいて車折大明神と称されています。
  
客神社 御祭神  宇受売命  例祭日  5月15日
車析神社に合祀されています。芸能の神である宇受売命をお祀りしています。
   
野見宿禰神社 御祭神  野見宿禰命  例祭日 4月24日
相撲の始祖といわれる野見宿禰をお祀りする神社です。江戸勧進相撲発祥の当宮にふさわしい末社といえましょう。
  
住吉社 御祭神  住吉神 例祭日 6月30日
古くより航海安全・和歌・農耕の神様として信仰されています。
  
聖徳太子社 御祭神  聖徳太子命  例祭日 4月22日
憲法十七条・冠位十二階の制定、遣隋使の派遣など、我が国の基礎を固めた聖徳太子をお祀りする神社です。

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