年頭のご挨拶

宮 司   丸 山 聡 一     

 

 年頭にあたり、謹んでお慶びを申し上げます。
 昨年は御譲位により新たなる令和の御代が始まりました。即位礼と大嘗祭を中心とした御大典もつつがなくご斎行になり、恐悦の極みでございましたが、大多数の国民が敬意と祝意をもって御大典を迎えられたことは、誠に意義深いことでした。ここに改めて令和の御代の弥栄をお祈り申し上げます。
 11月9日の国民祭典では、当神社の二の宮神輿も参加して皇居前で奉祝神輿渡御が行われました。神輿深川と名にし負う八幡様の宮神輿を奉じ、氏子を挙げて御即位をお祝いすることができましたことは、何より慶びに堪えません。また、このことに関わられた皆様のご尽力を思いますと敬意と感謝を感ぜずにはいられません。
 さて、本年はいよいよ本祭りを迎えます。東京オリンピック・パラリンピックのちょうど間に行なわれ、何時にない盛大なものとなるでしょうし、世界に八幡祭りの心意気を発信する機会となることと思います。また、七年後となる御鎮座四百年のスタートを切る本祭りともなります。氏子崇敬者の皆様と心をあわせ、力を一つにしてすばらしいお祭りにしたいと思います。
 どうぞ皆様、本年もよろしくお願い申し上げます。