富岡歳時記  第7回崇敬会研修旅行

久能山東照宮・小國神社 参拝の旅 3月17日・18日

 
 桜の開花が待ち遠しい3月17・18日の両日、静岡県方面を訪ねる崇敬会第7回研修旅行が実行された。
 17日は生憎の雨であったが、予定通りに最初の目的地である久能山東照宮に到着した。ここは徳川家康公を主祭神に、豊臣秀吉公・織田信長公が祀られていて、諸建物は重要文化財に、そして久能山全域が史蹟に指定されている神社である。
 山の頂上付近にあるため石段は一段々々が高く、またその段数の多さ(1159段)に参加者は皆驚いていた。
 本殿と拝殿の間が石の間となっている権現造りの拝殿にて正式参拝を行った一行は、次に徳川家縁の品々が納められている資料館を拝観した。
 次に静岡県の名産品で、抗ガン作用・血栓予防等の効果があるわさびの加工工場を見学し、1日目の日程を終了した。

▲小雨のなか久能山東照宮に参拝

 
 2日目はうって変わって晴天に恵まれ、遠江國一宮である小國神社を参拝した。神話の中で大和国の創建に力を尽くした大己貴命をお祀りしているこの神社は、境内に四季折々の花が咲く自然豊かな社であり、その景観は参加者の目と心を楽しませていた。
 又、小國神社は別名許当麻知神社、事任神社と称され、かねてよりの願事が叶うとされていて、熱心に参拝されている方々が見受けられた。
 その後、今川家や山内一豊と関わりの深い掛川城を見学し、全ての日程を終えた。
 今回の研修旅行は初参加の方も数人いたが、参加者同志がすぐに打ち解け、またお互いに教養を深め合う素晴らしいものとなった。

▲遠州一ノ宮小國神社にて

 
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