お伊勢さまと氏神さまのご神札をおまつりしましょう


 毎年12月に入ると当宮の神職が氏子区域の各家庭に、お伊勢さまのお札と富岡八幡宮のお札をお届けに伺っております。
 しかし近年では、お伺いしても神棚やご神札の意義を理解していただけないことが多いのは残念なことです。
 皆さまにおかれましては、ご神札をおまつりする意義をご理解いただき、お受けくださいますよう宜しくお願い致します。

◎家庭の幸せは神棚から

 私たちの生活の基本は家庭にあります。円満な家庭こそが幸せの第一歩です。
 神様を敬い、祖先を尊ぶことは、親を敬い、子を慈しみ、すべてのものに感謝する心を育てることにつながります。私達の日々の暮らしは神様の様々な恵みのお陰です。家庭に神棚をおまつりして神様の御加護に感謝し、益々の発展を祈りましょう。


◎「神棚が無いのですが」

 ご神札頒布の際によく聞かれる言葉です。
 最近ではマンションに住む人が増え、神棚を設けていない家庭が増えてきているようです。確かにマンションでは棚を取り付けて、神棚をおまつりすることは難しいでしょう。
 しかし、立派な神棚が無くてもご神札をおまつりすることは出来るのです。当宮ではそのような方の為に、簡単におまつりしていただくための神札掛や簡易宮型を授与しております。大切なのは神様を敬い、真心を込めておまつりすることなのです。


神札掛
初穂料 1,500円


簡易宮型
初穂料 300円

 
◎おまつりのしかた

 神棚のおまつりのしかたをご存知でしょうか。神棚のある家庭でも正しいまつり方が解らない場合も多いようです。せっかく神棚をおまつりするのなら、正しい方法を覚えましょう。
神棚の場所
 明るく清浄な所に南向きか、東向きで、目線より高く。
ご神札のまつり方
 三社造りの場合は中央にお伊勢さまのお札、向って右に氏神様のお札、向って左に崇敬する神社のお札です。1社造りの場合は前から、お伊勢さま、氏神様、崇敬神社の順に重ねて下さい。
お供え物
 毎日お供えするものはお米・お塩・お水です。初物やいただきものがあった時もまず神様にお供えします。
お榊
 神様の宿る木、栄える木とされています。毎月1日、15日には新しいものに取り替えましょう。
拝礼のしかた
 二拝二拍手一拝です。
古いご神札
 年末の大掃除の時に神棚もきれいにして新しいご神札をおまつりします。古いご神札は感謝を込めて神社へ納めてください。


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