七渡神社の御祭神は市杵島姫命、弁天さまの名で知られ、弁舌・知恵・音楽などに御神徳のある神様として信仰されています。 その創祀は遠く奈良時代まで遡るといわれ、八幡宮創建前からお祀りされていたことから土地の人々より「地主弁天」と呼ばれています。 また、七渡神社は関東大震災や東京大空襲の損傷を受けることがなく、その際弁天池に避難した人は皆一命を救われたなどの話も伝わり境内末社の中でも特に篤い信仰を受けているお社です。
6月と12月の晦日に全国の神社で行われるのが大祓式。特に6月の大祓は夏越の祓いと呼ばれ、茅で出来た茅の輪をくぐる神事で知られています。 茅の輪の由来は、その昔蘇民将来という者が茅の輪を腰につけ疫病から逃れたという故事に因んだものですが、青々とした茅の旺盛な生命力にあやかって災厄を祓う願いも込められているのです。 夏越の大祓式は一年の半ばにあたり心身を祓い清め清々しい姿に立ち返ろうとする伝統行事です。皆様の御参列をお待ちしております。