崇敬会旅行案内
美と熱気の競演  鹿沼ぶっつけ秋祭り
期日 10月11日(土) 日帰
  
 今年で12回目を数える研修旅行、今回は「鹿沼ぶっつけ秋祭り」を訪ねます。美しい彫刻屋台と町を包む熱気、国の重要無形文化財であるこの秋祭り、一度は訪れてみたい祭りのひとつです。
 
木工の町 鹿沼
 栃木県鹿沼市、群馬県と隣接するこの町は日光市とも隣り合わせ。江戸時代は日光西街道の宿場町として栄え、鹿沼宿は流通経済の要所でありました。
 明治に入ると、鹿沼では木工業が盛んになりました。鉄道開通や震災復興などの需要を受けながら、木工の町としての地位を確立していったのです。
 
華麗な彫刻屋台
 さて、今回の鹿沼ぶっつけ秋祭りですが、この「ぶっつけ」という言葉に荒々しさを連想される方も多いはず。ですが実は、ぶっつけとはお囃子の競演のこと。この祭りの目玉は、美しい彫刻屋台とエネルギッシュなお囃子にあります。
 彫刻屋台の繰り出しは、市内の今宮神社の例祭において、付け祭りとして行われます。神社と同じく歴史古い屋台は、江戸後期からその姿を秀麗な彫刻で飾るようになりました。現在では国からもその価値を認められるほど。
 この彫刻屋台、今年はなんと60年ぶりに27台もの屋台が繰り出すとのこと。秋の栃木を彩る美と熱気の競演、この機会にぜひ体感してください。
 
申込・お問合せ
富岡八幡宮社務所   Tel  03-3642-1315