刺又乗り(さすまたのり)

刺又は江戸時代の町火消が使用した火事場道具の一つで、これで家屋を破壊して火勢をくい止め延焼を防ぎました。刺又乗りは町火消を務めた鳶職の余技として発達したもので、明治45年に廃止されますが、昭和45年に千組の山口政五郎氏(当宮宮頭)が復活させ、当宮でもたびたび披露されています。(撮影 星野幸一氏)