去る6月6日(木)、第70代横綱日馬富士公平関の横綱力士碑への刻名奉告祭と奉納土俵入りが斎行されました。 当日は紋付羽織袴姿に威儀を正した横綱日馬富士関と日本相撲協会の北の湖理事長をはじめ役員・協会関係者参列のもと午前10時半、ご本殿にて刻名奉告祭が行われ、その後横綱力士碑へ場所を移して自分の四股名に槌とノミで打ち納めを行いました。 引き続いて紋付から化粧回し姿になった横綱は、太刀持ちに安美錦関、露払いに宝富士関を従えて社殿前に参進、攻撃の型と言われる不知火型の見事な土俵入りを披露し、境内に詰め掛けた約600人の観衆から大きな掛け声と拍手が湧き上がりました。 無事祭典を終えた日馬富士関は「偉大なる先輩の横綱に並んで自分の名前が刻まれて大変光栄に思っています。横綱の名前を汚さないようにこれからも頑張っていきます」と感慨深げに語られました。 なお今回、平成8年の霧島関、平成10年の小錦関以来しばらく刻名が行われなかった大関力士碑に関しても刻名が行われ、歴代大関の四股名が一同に揃いました。 |